超★ライフハック聖典 迷えるアダルトのための最終☆自己啓発バイブル
超★ライフハック聖典 〜 迷えるアダルトのための最終☆自己啓発バイブル
- 作者: ココロ社
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 7人 クリック: 762回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
ライフハックを風刺したネタのようなライフハック本。個人的には非常に好きな類の本。小飼弾さんのブログ404 Blog Not Foundの書評を見て購入を決めた本。
【ライフハックの大原則】
・あるライフハックを実行しないという選択をした場合でも、次に用意されたライフハックを実行しなければならなくなる。そして後で実行するライフハックは
前に実行するライフハックよりも効力が低い。
また、本書では本当に役立つ最低限の人生のコツが紹介されている
情けは人のためならず
人のふり見てわがふり直せ
善は急げ
この3つのライフハックを意識して実行するだけで、なんと素晴らしい人生になるか。
人生において大事なことを百個のことわざで表してみたり、百のQで表してしまうと、覚えきれないですし、つまみ食いで実行したとしても効果は薄いです。
そして本書の最後の章が秀逸。
「〜究極の自由、超★ライフハックの主役は・・・「生きることそのもの」なのです。」
結局ライフハックとして何が大事かというと、
・1つのことを貫徹することが全てであり、
・ライフハックを実行するためのライフハックを実行することが必要である
後者のために、ライフハックを実行しなかったらどうなるかをリアルに想像し、ライフハックを実行して得られるものを想像する。
そしてライフハックの先に行き着くものは・・・生きることそのもの。人生の効率化の果てに訪れるのは生そのもの。
どんなに人生の目的をでっちあげても、自分探しの旅をしても、何も見つからない状態になり、ただ見えてくるものは「生きること」そのものなのです。
要はあれこれと人生の法則を試しては放り投げ・・・という暮らしをするのではく、「これと決めて筋を通せば良い」ということ。