朝4時起きですべてがうまく回り出す!
- 作者: 池田千恵
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2009/07/23
- メディア: 単行本
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僕がこの本を知ったきっかけは、毎日チェックしているブログ「シゴタノ」で、この本の作者の池田千恵さんの記事を読んだのがきっかけである。朝の時間の有効活用を唄う本は五万とありますが、本書は読んでいて非常に実践的かつ“やってみよう”と思わせるのに十分な内容で、非常に面白く一気に読むことができた。これは著者自身の経験を元に、「なぜ朝4時起きを始めようと思ったか」が十分に盛り込まれていて、とても親近感が湧いたからだと思う。
何事もそうだが、新しい習慣を作る時、その習慣はあくまで手段であって、その習慣をなぜ作ろうと思ったかを考えなければ、まったく意味がない(というか習慣になるはずがない)。本書にも、「目的意識を明確にすることが早起きを続ける一番のコツである」と書かれている。ただ、この本を読むことによって、池田さんの経験に触発されて自らの早起きの目的を見出すことができるかもしれない。
実際僕もこの本に書いてあったことをいくつか実践して、朝4時起きを頑張っている。
今まで早起きの本を読むたびに、いろいろと試していてどれも続かなかったが、この本を読んでからは10日以上も続いている。その理由は以下の3点ではないだろうかと個人的に思っている。
1. スリープトラッカーの威力
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正直、これが一番大きいと思う。少々値段は高いが、リターンは計り知れないと思い、僕はこの本を読んで迷わず購入した。
この時計、タイマーをセットして腕につけて寝ると、最も眠りが浅い時に起こしてくれるというすぐれもの。科学をやっている僕が言うのもなんだが、科学もものすごいところまで来ましたね。これによって、朝の目覚めはだいぶ快適になりました。
2. 早起きするための2つの割り切りを意識する
本書では3つ紹介されいますが、僕が心に響いたのは次の2つ。
・朝起きるときは、早くても遅くても誰でも眠い(二度寝しても起きるときのつらさは変わらない)
・目が覚めたら何も考えずに起きると決める
あたりまえと言えば当たり前ですが、これらを意識することで、早起きが少しだけ楽になった気がします。
3. 失敗しても6時前
早起きが続かない原因として、早起きに失敗したらモチベーションんが一気に下がるということが挙げられます。6時に起きよう、と決めて寝て次の日に8時に目覚めると一気にやる気がなくなります。しかし4時に設定して失敗して6時に起きたとしても、十分早起きの満足感が得られます。これは地味ですが、僕の中では結構大きいことです。
以上3つの要因で早起きを続けていますが、出来る事ならここで3週間続けて、一生の習慣にしたいなと思っています。3週間続ければ一生が変わる、というように経験的にも3週間続いたものは習慣になりやすいです。僕の別のブログにも近々早起きをして変わったことをまとめたいと思いますので、よければそちらもどうぞ。